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たまさか人形堂物語

たまさか人形堂物語 (文春文庫)

新幹線に乗る前にキオスクで選んだのがこれ。
作者も知らなかったし、人形が題材なんて少女趣味な作品だろうと
正直あんまり期待していなかったのだが、
読み始めてなかなかの奥深さに脱帽しました。

人形屋に入り婿した祖父から譲られた人形屋を
人形の小売りから修復に主軸を移してなんとか経営する澪。
マニア感覚で勤める富永くんと謎の人形師師村さんとともに、
持ち込まれる人形とそれに寄せる人の思いを汲み取り、修復していく。

ぬいぐるみから、文楽の人形、ソフトビニールの人形、
市松人形、ラブドールまで、日本は多種の人形大国だそうで、
人形とは何かと本質を問うくだりなど、大人の作品に仕上がっています。

続編が出る予定らしいので、安心しました。

たまさか人形堂物語 (文春文庫)

著者:津原 泰水

たまさか人形堂物語 (文春文庫)

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